- 10月
- 2024年11月
2017.05.30
毎日、必ず実行することで、無くてはならないことで、仕事にもプライベートにも関係があって、仕事の効率化にも大きく影響したり、さらには精神的にも重要なことが「文字入力」です。世の中、会話ができるという機器が増えてきているようですが、それでもたとえばこのブログのような記事を口述筆記で行なうことができるかといえば、技術的にもまだまだ無理だと思いますし、周りがみんな喋っているという環境的にも無理がありますし、ずっと喋っていたら疲れてしまうという問題があります。その意味でも、まだ近い将来タイピングによる文字入力がなくなってしまうということはないと思います。
私がコンピューターを使い始めた22年前から今に至るまで、何百万文字を入力してきたことか数えられるものではありません。そして、その基本は今も昔も変わりません。大きく変わったのはスマートフォンにおける入力として「フリック入力」が追加されましたが、それにしても日本語は「かな漢字変換」という行為なくして文字入力ができないということに変わりがありません。
しかし、長い歴史を経ても、いろいろな会社が必死に開発を重ねても、それでも思い通りにいかないでイライラさせられたり、特にチャットのようなリアルタイムでの文字のやり取りの場合には誤変換したものを送信してしまったりと、いまだにトラブルが絶えません。
私は物心というか、コンピューター心が付いた頃からずっとATOKを使い続けてきました。ほんの一時期EGBRIDGEという変換システムを試したことはありつつも、結局は本命としてATOKを使い続けてきました。そのATOKが10年ぶりに変換エンジンを刷新するということで(Windows版は前に発表済)、期待せざるを得ません。
ごく最近も、「至急確認してください」とチャットでお願いしたときに、なぜか「子宮確認してください」と変換してしまい、相手が女性だったという事もあり、あわやセクハラ事件に燃え上がるところでした(もちろん、相手は分かってくれました)。子宮、などという単語を普段まったく使わないのにもかかわらず、なぜこの言葉を第一選択肢に出してきたのか、小一時間ほどは問い詰めたい気分でいっぱいです。私の方も、まさかこの単語が出てくると思わないので、特に確認もせずに確定して送信してしまったのです。
しかししかし、みなさんお待たせしました。今流行のディープラーニングです。海よりも深く、深層学習してくれるわけです。このイライラ解消の可愛らしいアイコンをご覧ください。もう、これからは笑顔で入力することしかありえないのです。当然、誤変換が減るということは、再変換だったり、再入力だったりという非効率的なことをしなくて済むわけですから、うたい文句である30%削減が実現したとすれば、同じ文章を書いたとしても30%早く完成するとも言い換えられます。イライラからニコニコへ、そして仕事効率も上がるのですから、光りのスピードで予約したのは言うまでもありません。
と、毎回ATOKに新バージョンが出るたびに、期待をし続けてはや20年くらいでしょうか。ただ、今回だけは違うと信じたいです。座してお待ちしておりますので、なにとぞよろしくお願いします。ちなみになぜかいつも購入していたダウンロード版はないようです。
なお、Android版もしっかり購入して使っているのですが、こちらもなかなか。。。こちらもディープラーニングしないのでしょうか。
あわせて読みたい
このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
コメントを投稿
ログイン
登録
他のサービスIDでログイン
Log in with Facebook Log in with Twitter Log in with Googleログインせずに投稿する場合には名前とメールアドレスを入力してください。
管理者の承認後、コメントが表示されます。